環境系の研究には実際に現場に行き、定期的に実環境からサンプリングしたり、実験に用いる試料を採取する機会がとても多いです。
例えば、実際に稼働している近隣の排水処理施設に出向き、活性汚泥(排水を浄化する微生物群)を採取させていただくことで、各種実験開始時の種汚泥としたり、その汚泥を用いて浄化試験や馴養試験を行っています。
また、広島湾近郊の海岸や河口付近から底泥を採取し、微生物による物質循環の解明や、炭素貯留に関する研究を行っています。
グリーンプロセス工学研究室(環境安全センター)との共同研究として呉港沖に出航し水質モニタリング調査も行っています。
自然豊かな広島はサンプリング地も近傍にあり、思い立ったら直ぐサンプリング!といっても過言ではないぐらい、フットワーク軽く活動しています。
卒業研究、修論研究に関連するサンプリングでも教員が必ず同行し、安全第一で活動しておりますのでその点はご安心ください。